https://news.yahoo.co.jp/articles/d804e41e8e0bee2faf71bcd9be6b390f95024405
【MLB】カブスオーナー、開幕延期が続き苦しい経営状況を代弁 「30球団が無収入」

>お互いが譲ることない“給与面”での話し合いが論点となっているが、
米スポーツ専門テレビ局「ESPN」はカブスのリケッツオーナーが「野球ファンの皆様にご理解いただきたいことがあります。大半の球団オーナーたちはチームからお金を取り上げていません」と、反論していることを伝えている。

 チケット代、放映権による収入から経費を差し引いた額をGMに託していることを言及し
「リーグ自体もたくさん稼いでいるわけではありません。我々が何年もの間、お金を蓄えていると思われているかと思います。そうではありません。誰もパンデミックを予期できませんでした」と力説。

 6月に入っても開幕できない状況で、リーグ全体の損失規模は日々、大きくなっており「30球団が無収入です。損失を補うために借りなければなりません。短期的には、それ以外に方法はありません」と、苦しい胸の内を明かしている。

 球団側が経営難に陥り、多くのマイナー選手らが解雇になるなど厳しい現状の中、シーズン中止の声も上がっている。
だが、リケッツオーナーは開幕を望んでおり
「全く試合を行わないことが金銭面でより良い選択肢となり得るとする考え方もありますが、それは考えていません。実施したいです。私はそう思っていないオーナーを知りません。金銭的に厳しいシーズンにならない方法で実施することを希望しています」と語っている。