プロ野球6月開幕に向けて何をすべきか 東尾修が提言
https://dot.asahi.com/wa/2020052100007.html
 もし、選手のこと、現場のことだけを考えるならば、全体練習という形で練習を開始してから6週間はほしいというのが本音だ。
キャンプ初日の状態として、今年の開幕は当初3月20日だった。50日弱ないと、トップコンディションにまで上がってこない。
特に投手は肩の状態をしっかりと作り上げるのに、この2カ月あまりのブランクは大きい。ブルペン投球を重ねていって、3試合程度実戦で投げることを考えたら、本来は6週間必要だ。
 ただ、こちらもプロである以上、最低限1カ月の調整期間で、何とか合わせてもらうしかない。
首脳陣は、投手について「調整途上」であることを念頭に置き、先発投手への負担には配慮すべきだろうと思う。
例えば2、3試合登板するまで「最初の登板は80球、2回目は100球」などと、球数を管理しながら行ってほしいよね。