http://baseballstats2011.jp/archives/56623357.html
退院した藤浪晋太郎を再評価する

>「未成年がいて飲酒していた」とか「濃厚すぎる接触があった」とかいう話も出てきた。非常にヤバイ会だったような印象もひろがっていった。

これはかなり盛った話だった。いわゆるタニマチが、自分のマンションに7人ほどの選手を招待し、鮨職人を呼んで寿司を食べさせていた。この席に新地のママが同席していて、会の途中からにぎやかしに新地の女性を呼んだということだ。

まあ、大阪のお旦がよくやる接待だ。私はこういう席の末席に連なったことが何度かある。面白くもなんともない会合である。
お旦は、選手を接待している気になっているが、要するに旦那の自己満足だ。選手が旦那にヨイショしている。ただ、そういう席で女の子と知り合うのは役得ではあるが。
こういう会に出るのは年収で言えば2000万円までの選手だ。1億円以上の選手にとっては、高い料理も自腹で喰えるし、女の子だって自分で呼ぶことができる。どこかのおっさんをヨイショしながら奢ってもらう必要はなくなる。

もちろん、それでも不謹慎な会合ではあるが、選手にしたところで若いころからの付き合いで、お義理で食事を共にしたというレベルだったようだ。

基本的に藤波晋太郎の「勇気ある申し出」と、彼が出席した飲み会を一緒くたにするのは間違っているとは思うが、彼が出席した飲み会も、目くじらを立てるような内容ではなかったように思う。

ただ、球団側が会合の内容をしっかり把握してなかったために、メディアに取材され、面白おかしく書かれてしまったということだ。

藤浪のキャリアに汚点が付いたように言われているが、そういうことはないと思う。

ケガの功名だったにせよ、「味覚、嗅覚障害」というキーワードを我々の意識に刷り込んだ藤浪の功績は、大きいと思う。