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阪神・藤浪ら“疑惑のパーティー”クラスター化 球界“ロックダウン”危機! 一部では「阪神戦ボイコット論」も

>当然ながら、27日のセ・リーグ臨時理事会で阪神は蜂の巣に。他球団は前日の情報共有の不手際を責めるとともに、「接触者の追跡調査を行わないといけない。残る4人はどうなっているのか」と詰め寄った。
ところが阪神の谷本副社長は「この時点での名前の公表はマニュアルにない」の一点張りで拒否。一触即発の場面もあったという。

 そもそも18日に作成されたマニュアルは、各球団が指示する感染防止策を選手らが順守することを前提に、感染者が出るにしてもごく小人数と想定したもの。
ある球団幹部が「まさかこのご時世に、大人数の外食だかコンパで集団感染なんて」と声を荒げるように、マニュアルを台無しにする想定外の行動を所属選手が取った阪神が、「マニュアルにない」ことを盾に情報提供を拒むとは笑止千万だ。マニュアルの見直しも必至だろう。

 いま全国で問題になっているのは、若者ら無症状の保菌者がさらにウイルスを拡散させる可能性だ。陽性3選手だけでなく、まだ症状が出ていないという4選手の特定ができないことには、他球団や報道陣との接触がさらなる保菌者を生むことにつながりかねない。

 一部球団では内々に、実戦機会をなくしてでも阪神戦のボイコットを検討中だという。未知のウイルスを甘く見た西の伝統球団が、球界全体を危機に陥れている。