【ソフトバンク バレンティン獲得ならず】

ソフトバンクが獲得を目指していたウラディミール・バレンティン外野手(35)に赤っ恥をかかされた。10日、三笠GMはバレンティンの代理人から「メジャーへ挑戦する」と断りの連絡があったことを明かした。
 ソフトバンクは2年総額10億円超の条件で交渉担当が5日に渡米していたが、会うこともなく断られ、三笠GMは「会って話したかったというのが本音。交渉なので相手があること。こっちが選ぶことはできない」と沈痛な面持ちで話した。
会うこともなくソデにされる前代未聞の事態とあって、もちろん球団内ではバレンティンへの怒りの声が噴出した。
「こんなの聞いたことがない。礼儀がなってない」「断るにしても渡米する前に断れって話。会うことで気を持たせたくなかったのかもしれない。でも仮にも渡米しているんだから(交渉の)席には着かないとダメだろう」
 デスパイネ、グラシアルの動向が流動的な中での補強戦略が、土俵にも上げさせてもらえず、あえなく頓挫したソフトバンク。この屈辱をバネにしたいところだが…。(金額は推定) 

https://sports.yahoo.co.jp/m/news/list/npb?qid=12