中日 京田のゴールデン・グラブ賞落選に激怒

ゴールデン・グラブ賞で中日からは外野手部門で大島が2年連続7回目の受賞、三塁手部門で高橋が
初受賞を果たした。その一方、京田陽太内野手(25)が漏れたことにチーム内から不満の声が噴出
している。

遊撃手部門は巨人・坂本勇が167票を集めて受賞したが、京田は110票止まりで大差をつけられ
ての2位。この結果に中日関係者は「京田の評価があり得ないぐらい低くて驚いた。あの守備範囲の
広さや堅実でエラーの少なさは12球団でも傑出しているはず。京田を坂本が守備で上回るなんて
おかしいでしょ」と憤りを隠せない。

今季の京田は、100試合以上出場した遊撃手ではわずか9失策と、リーグ最少でトップ。どれだけ
失点を防いだのか守備指標で最も信頼性の高いとされるUZR(アルティメット・ゾーン・レーティ
ング)では全てのポジションの中でもリーグトップの17・5を誇る。遊撃手部門でUZRが2位の
DeNA・大和が4・4、3位の広島・田中広が1・4で、坂本勇は4位でなんとマイナス3。数値
的には歴然としている。別の関係者は「坂本は明らかに守備ではなく、打のイメージで選ばれたとし
か思えない。これではゴールデン・バッティング賞だよ」とやゆする声も出るほどだ。

https://www.tokyo-sports.co.jp/baseball/npb/1606533/