【福岡】父は元ホークス右腕 福岡大大濠・星野が勝利呼ぶ力投 9回サヨナラピンチしのいだ
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◇第101回全国高等学校野球選手権福岡大会 2回戦 福岡大大濠4―3九州産(2019年7月9日 福岡県 久留米球場)

3―3の9回1死三塁。サヨナラのピンチの場面で福岡大大濠の星野恒太朗投手(3年)はマウンドに上がった。
ダイエー、ソフトバンクでプロ通算50勝をあげた順治氏(現ソフトバンク育成担当ディレクター)を父に持つ右腕は気迫を前面に出した。
「自分は変化球でかわすより、直球で押すしかない。120%の力で投げました」。三振、三邪飛で抑えると、雄叫びを上げた。
星野は1回2/3を投げて、後輩の深浦幹也投手(2年)にマウンドを託した。延長12回の末、競り勝つ流れをつくったのは、星野の粘りだった。