【オリックス】メネセスの契約解除を発表 異議申し立ては行わず
6/27(木) 15:44 スポーツ報知

オリックスは27日、日本野球機構(NPB)のドーピング検査で禁止薬物に陽性反応を示したジョーイ・メネセス内野手(27)との契約を解除すると発表した。
メネセスは同日にNPBから2020年6月26日まで1年間の出場停止処分を受けていた。

長村球団本部長は大阪市内の球団事務所で会見し、「当球団では本日、ジョーイ・メネセス選手に対しNPBアンチドーピング調査裁定委員会より、アンチドーピング規定違反の制裁の通知がありました。
今回の事態によりNPBならびにファンに皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけすることになり、心よりおわび申し上げます」と謝罪した。

メネセスは「昨年まで米マイナーリーグでプレーした際、幾度かドーピング検査を受けましたが陽性になったことは一度も無く今回の結果にはショックを受けています。
しかしながら現実を受け止めるしかなく、処分を受け入れる必要があると思っています。
ファンの皆様、関係者の皆様にご迷惑をお掛けして誠に申し訳ありません」とコメントを発表した。

体内への混入経緯については不明で、長村本部長は「本人も『どうして体内に入ったかはよく分からない。故意ではなくても陽性反応が出たことを厳粛に受け止めたい』」とした。
本人の意思を確認した上で異議申し立ては行わない方針を示した。