>>395
バカな焼き豚向けに解説すると、日本のテレビ局には、
1.TV番組というコンテンツを制作・販売する会社
2.TV番組を放送して広告収入を得る放送事業会社
の2つの側面があるんですよ。テレビマンユニオンは1.に特化した会社、DAZNは2.に特化した会社で、
両方兼ねているのが日本のテレビ局の特色。

今回の提携は巨人戦中継というコンテンツの価値をDAZNが認めた事によるもので、
日本テレビの1.の側面を評価したわけ。高く(かどうかは知らないが)買ってもらえるなら
1.の部分だけで儲けられるので、2.の側面で事業を行う必要はない。要するに、
「DAZNで儲けられるなら地上波放送というリスクを背負う必要はない」ってわけね。

これと似た事例が現在北海道で放送中のこの番組
ttps://www.htb.co.jp/channel/

実は、ネットフリックスでは先週から配信中。開局50周年記念番組と銘打ちながら、
自局での放送よりネットフリックスでの配信を優先させたわけ。「水曜どうでしょう」によって
番組を全国のローカル局・配信事業者に販売するビジネスモデルを確立した局
ならではの発想だけど、テレビ局は自局で放送するために番組を制作するわけではない
という典型例ね。

ちなみに、この番組のディレクターは「最初は系列のテレビ朝日で放送してもらう事も
考えたけど、どうせ日曜の昼間にしか放送してもらえないし、だったらネットフリックスの方が
視聴者にとっても見やすい」と語っている。日テレ巨人戦中継のディレクターも同じことを
考えても不思議ではない。