2019.4.19 05:04
阪神・大山2打席連発や!4番大噴火で猛虎祭、8年ぶり5発&今季最多13点
https://www.sanspo.com/baseball/news/20190419/tig19041905040001-n1.html

 (セ・リーグ、ヤクルト5−13阪神、6回戦、阪神3勝2敗1分、18日、神宮)
 主砲が大覚醒や! 阪神・大山悠輔内野手(24)がヤクルト相手に、先制の3号
3ラン&4号ソロと2打席連発。1試合5発の火付け役となり、今季最多の16安打
13得点の猛攻の主役を担った。19日からは甲子園で平成最後の巨人戦。この勢い
でG撃ちもいくで〜!

 黄色い熱狂のど真ん中に2本の放物線を架け、覚醒を告げた。待たせた分だけ、足
取りも軽い。大熱狂。神宮の猛虎祭りの中心は大山だ。今季初の1試合2発で、チー
ムの今季最多16安打13得点をけん引。うっぷんを晴らす確かな感触を握りしめ、
つんざく大声援の中、4番も胸をなで下ろした。

 「本当に、勝ててよかったと思います」

 一回から牙をむいた。1死から北條が左翼線二塁打、糸井が四球でつなぎ大山だ。
カウント2−1から高めに浮いたカットボールを見逃さなかった。振り切った白球は
高々に舞い、左中間スタンド最深部に着弾。前日17日に続く今季初の2試合連発。
試合の主導権を握った。

 三回先頭でも142キロ直球をフルスイングすると、左翼席中段に突き刺さる4号
ソロ。左翼・バレンティンが一歩も動かない完璧な当たりに「追加点が取れたので、
それが一番よかった」と手応えだ。1試合2発は昨年9月16日のDeNA戦で3発
を放って以来。四回にもフェンス直撃の二塁打を放ち、今季初の猛打賞&4打点。ベ
ンチ前で笑顔が弾けた。