ドラ3木浪プロ初安打 3連敗がなんや!戦いはこれから打ァ
https://www.daily.co.jp/tigers/2019/04/13/0012237435.shtml

 「阪神4−9中日」(12日、甲子園球場)
 渾身のガッツポーズに思いが凝縮されていた。阪神ドラフト3位の木浪聖也内野手
(24)=ホンダ=が七回、代打でプロ初安打となる中前打。オープン戦で球団新人
最多となる22安打を放っていたルーキーから、通算18打席目に生まれた記念の一
本。

 白球が中堅の芝生で跳ねる。その一瞬、時が止まったような気がした。「H」ラン
プがともると、最高の笑顔が光る。木浪が待望のプロ初安打。「積極的に。オープン
戦のよかったときを思い出しました」。両手を突き上げた。

 2日の巨人戦を最後に、先発オーダーに「木浪聖也」の名前は記されていない。な
かなか安打が打てない…。「ずっと苦しかったですから」。悔しい思いをし続けた1
7回の打席。開幕から13試合目にして、待望の瞬間が訪れた。