プロ注目の明大・森下、2月に“自己タイ”153キロマーク!社会人相手に4回5K無失点
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オープン戦 明大7―3Honda熊本 ( 2019年2月26日 宮崎・綾町錦原野球場 )

 今秋のドラフト1位候補、明大の森下暢仁投手が26日、Honda熊本とのオープン戦に今季初登板。
先発して4イニングを3安打、5奪三振の無失点と上々の滑り出しを見せた。

 社会人の強豪相手に力試しの登板。フォームを意識しながらストレートを軸に変化球も交え貫禄の無失点投球を見せた。
「きょうは持ち球の変化球も全部投げたし、ストレートも強い球を投げられました。
変化球の精度は今一つでしたけど、そのへんはこれから上げていきたいです」と納得の表情。

 ネット裏には巨人、阪神、DeNA、西武、ソフトバンクのスカウト陣が顔を揃えた。
この日の投球に善波達也監督は「いいボールが来てました。走者を出しても併殺で切り抜けたりね。投手陣のお手本を見せてくれました。
スピードもHondaのガンが150キロ、あとプロが全部150キロ以上を記録したというんだから出ていたんだしょう。
どこか球団は忘れたけどMAXは153キロと言っていましたよ」と2月に“自己タイ”をマークした右腕に満足そう。

 2月11日から行われた沼津キャンプでは野手に交じってノックを受け徹底的に下半身を鍛えた。その成果が早くも表れた形だ。
三振もストレート、カーブできっちり奪い、あらためて“一級品”の評価を受けた。

 この日はセカンドユニホームながら主将を任され初めて背負う背番号「10」のユニホーム。責任感がそのままスピードガンのメーターをアップさせた森下。
これから徐々にイニングを伸ばし4月のリーグ戦開幕に合わせていく。