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ロッテの清田育宏外野手が窮地に立たされている。
ロッテは1日に1,2軍の振り分けを賭けた紅白戦を行い、
2番指名打者で出場した清田はリリーフエースの松永から本塁打を放った。
しかし、試合後の1軍メンバーに清田の名前はなかった。これは一体どういうことなのか。
事の発端はオフに行われたトークショー、これに参加した清田はロッテが巨人に敗れた丸佳浩争奪戦の件に触れ、「丸が来なくてよかった」、「(巨人行きが決まった時は)めっちゃ喜びました」と発言した。
この球団の補強姿勢をあざ笑うかのような身勝手な発言は、瞬く間にSNS上で拡散されファンの怒りを買い、更には"証拠"となる動画までアップロードされると騒動は過熱、
ロッテの球団公式ツイッターアカウントには清田への処罰を求める声が相次いだ。
「球団はこの発言をかなり問題視しています。本人は冗談半分のつもりだったのでしょうが、やはり言っていいことと悪いことがある」
球団関係者によれば、ロッテは清田を懲罰的な意味を込めたトレードによる放出も検討していたという。
「しかし清田は選手としてのピークをとうに過ぎた32歳、その上FA権まで保持しているとなれば引き取り手があるわけもない」
また、契約期間外のオフでの出来事ということもあり、しばらくの間球団側がアクションを起こすことはなかったが、キャンプ開始の2月1日についに沙汰が下された。
「無期限の二軍調整です。今季争いが激しくなる外野手間の競争から完全に外されました」
人数の関係から初日の紅白戦こそ参加を許されたが、いくらアピールしようとも首脳陣からの反応は芳しくなく、今後の対外試合への出場メンバーからも外されてしまっている。
自身の地位が安泰となったことで気が緩んでしまったゆえの不用意な発言、口は禍の元である。