阪神福留元気弾「若い選手に負けん」減量でキレ増す
[2019年2月24日19時8分]
https://www.nikkansports.com/baseball/news/201902240000969.html

<オープン戦:中日4−2阪神>◇24日◇沖縄・北谷
 さすが千両役者だ。セ・リーグ野手最年長の阪神福留孝介外野手(41)が今季初打
席で初本塁打を放った。中日とのオープン戦(北谷)に3番左翼で実戦初出場。初回に
先発柳の直球をバックスクリーンに突き刺した。今季のファーストスイングで先制の1
号ソロ。鳥谷敬内野手(37)も3回に右中間を破る適時二塁打を放ち、ベテランが元
気な姿を見せた。

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 41歳福留が今季初スイングで見事なアーチを描いた。1回2死走者なしの場面。中日
柳のボール球を3球連続で見切ると、4球目の真ん中に入った直球を強振。「うまく当
たってくれた」。打球は低い弾道のままセンター方向に一直線。どよめきに包まれて、
バックスクリーンに飛び込んだ。試合開始3分の衝撃弾。古巣中日のキャンプ地は、ド
ッと沸いた。

 一撃必殺の勝負強さは、今年も健在だ。福留は「結果がどうのこうのでなく、逆に
言えば、その前のボールをしっかり見ることが出来た」と冷静に自己分析した。ボー
ル球を見極め、集中力を研ぎ澄ます。そして一撃で仕留める−。矢野監督も「ねえ…、
見事やねえ。ポンポンってアウトになって、3ボールから。しかもバックスクリーンに
一発で仕留めて、あそこに打てるというのは…」と感嘆の声を上げた。