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阪神ドラ2小幡、驚足再び!“ボルト級”瞬発力披露に続き…3000Mで歴代最速

阪神の新人合同自主トレが10日、兵庫県西宮市の鳴尾浜球場で行われた。開始2日目に実施された恒例の3000メートル走では、ドラフト2位・小幡竜平内野手(18)=延岡学園=が、10分51秒と球団史上、歴代最速タイムをたたき出してぶっちぎりの1位を奪取。
昨年の新人体力測定では30メートル走で“ボルト級”のスピードを見せたが、持久力の面でも藤浪や同い年の中日・根尾をしのぐ潜在能力を披露した。

>着実に順位を上げていった。1周目は5位スタートだったが、周回を重ねるごとにギアを上げた。序盤から先頭を走っていた育成1位・片山を追い抜いて以降は独壇場。球場全体を使った8周半、3000メートルを10分51秒と球団史上、歴代最速タイムで駆け抜けた。

 「前に片山さんが走っていたので、ついていくことができてよかった。まだまだです」と謙遜したが、「(競争は)勝ちたい」と言い切った。たたき出した驚異的なタイムは、単に今年の虎のルーキーたちだけでは測れない。

 距離は違えど、13年の新人合同自主トレ時に3500メートル走で13分57秒を記録した藤浪や、7日に行われた中日の新人合同自主トレで、3800メートル走を14分47秒で走破した根尾よりもラップタイムは1分近く速い。
昨年の新人体力測定時に30メートル走で3秒98とボルト級のスピードを披露していた小幡。瞬発力と持久力を兼ね備える選手はなかなかいない。