阪神藤原オーナー初語り「生え抜きスター作りたい」
[2019年1月3日10時50分 ]
https://www.nikkansports.com/baseball/news/201901030000268.html

−明けましておめでとうございます。矢野新体制が本格的に動きだします
藤原オーナー 明けましておめでとうございます。昨年11月下旬の球団納会で矢野監
督が「5箇条」を話しました。選手に「ファンサービスをやろう」と具体的に話し掛け
ましたね。喜怒哀楽を表す、お立ち台でハッキリしたことを言う、フロントとも話を
しようと。「有言実行」を求められていると感じました。公言するのは、自分のなか
で考え直すことになり、自分の励みにもなる。非常にいいことだと思いましたね。

−昨季は2軍監督として1年目からウエスタン・リーグ優勝、日本一に導くなど、手腕
を発揮しました
藤原オーナー 以前、矢野監督とお話しするなかでファームで選手が失敗したとき「
次、あるんやから、その時しっかりやれよ、こういう言葉を掛けてきました」と聞き
ました。後悔しても肩の荷が軽くなるし、次にポジティブに迎えられると思いますね。

−平成から新時代になります。甲子園でラッキーゾーンを撤廃した92年以降、阪神か
ら本塁打王が出ません。ラッキーゾーンが復活する可能性はありますか
藤原オーナー いまの広々とした球場が前提で、これまでのチーム編成をしています。
そのあたりはフロントとチームがいろいろ考えて、話があれば聞きたいですね。ただ、
阪神だけで決められません。やはり、高校野球があります。昨年の夏は100回大会。
この球場で、あの盛り上がりだったわけです。小さく手を加えて変えたり、他の球場
みたいに簡単にはできないと私は思っていますね。