鳥谷、遊撃再奪取へ 秋季キャンプの“裏”で黙々打ち込む
https://www.daily.co.jp/tigers/2018/10/29/0011771538.shtml

 遊撃再転向に挑む阪神・鳥谷敬内野手(37)が、秋季キャンプの“裏”でミニキャ
ンプを予定していることが28日、分かった。甲子園の室内練習場で、ストレート&
カーブの打撃マシン2台を相手に、オフも実戦的な打ち込みを続けていく。再起に懸
ける姿が周囲に及ぼす好影響に、矢野監督も期待した。

 再挑戦を図るベテランが、早くも新たな行動に出た。チームは来月1日から高知・
安芸で、若手を中心に3週間弱の秋季キャンプを行う。鳥谷はこの裏で、ミニキャン
プを予定している。打ち込みがメイン。球団最多安打記録を更新したベテランが、甲
子園室内練習場でマシンを相手に打撃に磨きをかける。

 球団関係者が明かす。「カーブマシンも安芸に持って行くのかと聞かれたので。置
いて行きますよ、と言ったら『ありがとう』と。ストレートマシンと2台、置いてい
く予定です」。鳥谷はオフに入って既に、打撃練習を再開。連日、室内練習場で打ち
込み、来季に向けて並々ならぬ覚悟で取り組んでいる。