2018.12.30 05:03
将棋王国・山形で誓った!阪神D4・斎藤、真っ向勝負で山形の顔に“成る”
https://www.sanspo.com/baseball/news/20181230/tig18123005030003-n1.html

 勝負手は飛車! 攻めて攻めて攻めまくる!! 阪神のドラフト4位・斎藤友貴哉
投手(23)=ホンダ=が29日、山形市内で行われた山形中央高校野球部の激励会
に出席した。将棋の駒の生産地として有名な天童市のある山形県で育ち、幼い頃から
大の将棋好き。好きな駒は「飛車」という最速153キロ右腕がプロの舞台で真っ向
勝負を挑み、山形の顔になる。

 飛車のように逃げずに真っ向から攻める−。D4位ルーキーの斎藤が故郷・山形に
凱旋。プロの世界で“成る”べく、目を輝かせた。

 「山形は松尾芭蕉さんだったり、歴史的に有名な方が多いと思う。自分も、(阪神
の先輩の)横山(雄哉)さんと一緒に“山形の顔”になれるように、これから頑張って
いきたいです」

 山形県といえば、将棋の駒の生産地で、そのシェアが日本の約9割を占める“将棋の
聖地”天童市が有名。街中のありとあらゆるところに詰将棋がちりばめられており、市
内の旅館は毎年『竜王戦』の対局場にもなっている。斎藤は東根市の出身だが「(天
童市と)近いので、何度か行ったことはあります」と、将棋は常に身近だった。