2019.3.6 05:03
あるぞ得意G戦先発!阪神・青柳、開幕ローテへ“巨”大アピール完全ピッチ
https://www.sanspo.com/baseball/news/20190306/tig19030605030011-n1.html

 開幕ローテ入りへ前進や! 阪神・青柳晃洋投手(25)が5日、甲子園でシート
打撃に登板し、打者6人と対戦して安打性0に封じた。実戦で好投を続けており、矢
野燿大監督(50)の期待も高まるばかり。相性もいい開幕2カード目の巨人戦(東
京ドーム)を視野に、実戦でアピールを続けていく。

 テンポよく、どんどん腕を振って持ち味を発揮した。シート打撃に登板した青柳が、
2者連続三振からのスタートして、打者6人に対して安打性0。好投でローテ入りを
アピールした。

 「だいぶよかったです。意図して球が投げられました」

 実戦形式の登板は2月24日の中日戦(北谷)以来。久しぶりのチャンスをモノに
した。6人中5人が左打者で、最速142キロの直球に加え、外角に投じる変化球が
有効だった。先頭の好調D1位・近本光司外野手(大阪ガス)は力のある直球で3球
で2ストライクに追い込むと、最後は外角への142キロ直球で空振り三振。続く荒
木はファウルで粘られながらも、139キロを外角いっぱいに決めて見逃し三振。「
試した結果、三振だった」と手応えをつかんだ。

 キャッチャーの数メートル後ろから見守った矢野監督は「一番、目立っていた。ボ
ールや打ち取り方を見ても、すごくいい。あのボールやったら、先発として面白い球
を投げているなって(思う)」と高く評価した。