【メッセンジャー・インタビュー1】「お金じゃない」日本選手扱い10年目の思い!
https://www.daily.co.jp/tigers/2019/02/05/0012038707.shtml

 阪神のランディ・メッセンジャー投手(37)が4日、デイリースポーツのインタ
ビューに応じた。猛虎愛の根底にあるのは2003、05年のリーグ優勝に貢献した
ジェフ・ウィリアムス(46)=現駐米スカウト=が貫いた「必要とされることが男
の仕事」という精神。今季から日本選手扱いとなるが在籍9年間で優勝は未経験。背
番号54を受け継ぐ右腕が10年目への熱い思いを激白した。

  ◇  ◇

 −例年キャンプ初日からブルペン入りしていたが、今年はまだ。
 「開幕戦に向けてゆっくり調整していこうと決めた。2カ月という長い期間がある
ので、いろんなトレーニングをして準備していく」

 −開幕投手の筆頭候補だ。
 「4年間、開幕投手として自分から(シーズンが)始まっている。今年も自分が開
幕戦を投げて、仕事ができるようにしたい」

 −来日当初、阪神で10年もプレーすると想定していたか。
 「ここまでできるとは思っていなかった。(元阪神の)ジェフ・ウィリアムス投手
が7年間。そのへんまではいけるかなと思っていたけど、10年は自分でもビックリ」

 −その間、米大リーグ球団からのオファーもあったと想像する。
 「帰国の話もあったけど、日本に残るか帰国するかの選択を迫られた時、自分にと
っても家族にとっても、日本でプレーすることがいいんじゃないかと判断して日本に
残ることを決めた」