阪神が宜野座ブルペン黒土を300万で米から直輸入
[2019年2月1日5時0分]
https://www.nikkansports.com/baseball/news/201901310000704.html

 阪神が沖縄・宜野座キャンプのブルペンで使用する粘土質の黒土「ブラックスティ
ック」を、米国から航空便で直輸入したことがわかった。今季から甲子園球場のマウ
ンドがメジャー仕様にリニューアル。その決定が12月だったため、船便ではキャンプ
に間に合わない。そこで値段は張るが、航空便を使い、1袋約1万5000円の「ブラック
スティック」を200袋を発注。合計約300万円の投資で、公式戦へ向けて足場をならす
ことになった。

 先乗りの合同自主トレでブルペン投球した藤浪は「粘土質で、ねっとりした感じ」
と話すなどおおむね選手には好印象だ。整備を担当する阪神園芸の金沢健児甲子園施
設部長は「硬さの調整は水分の多い、少ないで調整できる。選手やコーチの話も聞い
ていく」と説明。掘れにくい硬質の土で、よりボールに力を伝えることができるメリ
ットを生かすべく、キャンプで一番フィットする硬さを探す。