長谷川聡氏断言!藤浪“しなや化”3効果 速い球、コントロール、故障しにくく
https://www.daily.co.jp/tigers/2019/01/27/0012012841.shtml

 −藤浪が通うようになったのは。
 「12月の頭からですね。今で1カ月半、週3回のペースです。始めに体のチェッ
クと張りのケアをして、特に背中、脊柱の動きを出すために物理療法や徒手療法をや
ってから、トレーニングに入るという感じです」

 −最初に取り組んだことは。
 「組織的に硬くなっているところを動かしても結局、トレーニングをしてもそれだ
けの幅しか動かない。より動きやすくするために、いろいろ物理療法をやったりとか、
ボクらの徒手療法をやって、幅を広げてから、そこを動かすトレーニングに入ってい
きました。動きを阻害しているものを取り除いてからトレーニングをするというのが、
このジムのコンセプトなので」

 −最初の印象は。
 「バランスが悪くてその原因がコアの部分の筋力不足と判断した。ジョッキーがみ
んなできるメニューも最初、藤浪くんはすぐにできなかったので。どうやってバラン
スを取るかとかを体が分かっていない状態だった」

 −それがピッチングにも影響。
 「何が問題でコントロールが良くないのかって考えたときに、一緒に動画を見た時
にも、ご自身でもやっぱり踏み込んだ時の足の股関節が入りにくいだとか、アーリー
コッキング(ボールを持った手がグラブから離れて投球動作に入り、踏み出し脚が着
地するまでの段階)においてテイクバックでもう一段階深く入っていなかった」