2019.1.12 12:00
【土井麻由実のSMILE TIGERS】
阪神・筒井スカウトがほれ込んだD6・湯浅投手 ピッチャーとしての3つの魅力とは
https://www.sanspo.com/baseball/news/20190112/tig19011212000001-n1.html

 筒井スカウトは2003年、自由獲得枠で阪神に入り、ルーキーイヤーに初登板初
先発で勝利を挙げた左腕だ。2016年に引退し、スカウトに転身。そして2年目、
自身が発掘した選手が待望の虎入りとなった。ドラフト6位の湯浅京己投手がそうだ。
BCリーグ・富山GRNサンダーバーズでのピッチングを見て、ひとめぼれしたとい
う。

 「若いながら光るものを見せてくれた。最初に見たときに『おっ』と思って、その
後、練習を何度か見に行って…。最後に面談をさせてもらうのに『10、15分くら
いしゃべらせてくれ』って言ったけど、気づいたら30分以上話していた。それくら
い話が弾んで…。彼にほれていましたね。しぐさとか、いろんなものを含めて」

 男が男にほれ込む−。そうそうあることではない。それほどの逸材なのだ、湯浅京
己という投手は。筒井スカウトによると、湯浅投手のピッチャーとしての魅力は3つ
あるという。

 「まずハート。2番目は球威、投げっぷり。3番目に技術…変化球を投げられる基
礎も持っている。それでもそれが3番目。それ以上に投げっぷりと、なんといっても
度胸、ハートが素晴らしい」。ベタほれとはこのことか。