アウトになったとしても盗塁を仕掛ける意味はあるのか
https://1point02.jp/op/gnav/column/bs/column.aspx?cid=53478

2018年の日本シリーズ、MVPには6つの盗塁阻止を記録した甲斐拓也が選ばれた。
このような事態は対戦相手である広島が何度盗塁を刺されようとも、盗塁を仕掛け続けたことによって生まれた。この作戦は当然攻撃面で大きな損失となった。

しかし一方で、盗塁でアウトになったとしても仕掛けること自体が相手の警戒につながるため、攻撃面で有利にはたらくとの意見もある。この意見にはどれほどの妥当性があるのだろうか。

それを確かめるため、一塁走者が盗塁の多い走者のときとそうでないときで打者の成績がどのように変化するかを調べた。