2019.1.30 05:04
阪神・大山、56スイング10発!南国青空に会心アーチ
https://www.sanspo.com/baseball/news/20190130/tig19013005040007-n1.html

 阪神の1軍キャンプに参加する若手を中心とした先乗り合同自主トレが29日、沖
縄・宜野座の「かりゆしホテルズボールパーク宜野座」で始まった。大山悠輔内野手
(24)はフリー打撃で貫禄の10発。同学年ルーキーから刺激を受け、3年目の成
長を示す。左膝手術からの復活を目指す上本博紀内野手(32)は、2月7日に予定
されている紅白戦(宜野座)への出場を志願した。

 放物線を宜野座の青空に描いた。早くも球場に駆けつけた虎党の視線が何度も白球
を追う。最高気温19度。南国の太陽の下、大山が納得のスタートを切った。3年目
となる今季。虎の大黒柱になるために、アクセル全開で球春を駆け抜ける。

 「2月1日からアピールしていけるように、まだ(キャンプ初日まで)1、2日あ
るので、それに向かってしっかりやっていきたいと思います」

 2年連続で放っていた“宜野座1号”こそ江越に譲ったが、フリー打撃56スイング
でこの日最多のサク越え10発。他の若虎を寄せ付けない、大山特有の滞空時間の長
いアーチを披露した。

 昨季は117試合に出場して打率・274、11本塁打、48打点。もうひと皮む
けるため、オフには梅野、陽川ら先輩選手と沖縄で合同自主トレを行った。ドラフト
1位で入団して3年目。昨春キャンプは二遊間との両にらみだったが、今回は三塁が
主戦場となるだけに、より集中できる。目標に掲げる全試合出場のためにも、まずは
「2・1」からどんどんアピールしていくつもりだ。