【神機一転】小豆畑真也 “夢と厳しさ”原動力も夢散…今後は黒子に
https://www.daily.co.jp/tigers/2018/12/19/0011915993.shtml

 不思議と表情は晴れ渡っていた。「覚悟していたというか。別に驚きもしなかった
し、気持ちが大きく揺れ動くということは全然なかった」。10月30日に戦力外を
通告された。頭の片隅にあった「現実」を、小豆畑は潔く受け入れた。

 6年間の在籍で、1軍試合出場なし。甲子園のカクテル光線に照らされ、大歓声を
浴びることはかなわなかった。だからこそ、後輩たちへの思いは自然と強くなる。

 「僕の分も『見てきてくれよ』って。変な言い方だけど、もっとお金を稼いで、も
っと家族にいい思いさせて、もっといい車に乗って、もっといいご飯を食べて。僕が
関わる人みんな、いい思いをしてくれたら」