阪神掛布SEA「絶対に必要」キーマンは鳥谷と藤浪
[2018年12月22日14時57分]
https://www.nikkansports.com/baseball/news/201812220000380.html

 阪神掛布雅之オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザー(SEA=63)が22
日、阪神競馬場でMBSラジオの公開収録に臨み、来年のキーマンに鳥谷と藤浪を挙げ
た。

 「鳥谷がどこまでやれるかがポイントと思っている。(若手を積極的に使った)金
本前監督と逆行するようだが、勝たないといけない中で鳥谷というカードは絶対に必
要。精神的なものでも。藤浪にはお前に任せた、ローテは外さない、200イニング投
げてほしいからそのための準備をしてくれ、でいいと思う」

 また伝説の甲子園バックスクリーン3連発を浴びせた元巨人槙原寛己氏(55)とと
もに、当時を振り返った。85年4月17日。槙原氏は3回にバースを公式戦で初めて投
げたシュートで打ち取っていた。

 「うまいこと落ちて…。うれしかったんでしょうね。7回も同じように直球から少し
握りを変えてシュートを投げたら、全く曲がらずに半速球になってしまった」。掛布S
EAも「バースの調子が悪いのはみんな知っていた。早くきっかけを作ってほしかった」
とシーズンの中でも節目の勝負になったことを明かした。