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 今季は6月30日のヤクルト戦(神宮)で右膝付近に死球を受け、「右足腓骨(ひ
こつ)骨折」。9月21日の広島戦(マツダ)では守備で、ダイビングキャッチを試
みた際に、「左肩けん板の部分損傷」と、2度の離脱となった。

 −死球による骨折までは、個人タイトルを狙える位置にあった。
 「盗塁で(山田哲に)1個差までいった時ですね。でも、盗塁だけが全てじゃない。
それ以外にも役割を担っているので。やっぱり大活躍したいです」

 −いまの練習内容は。
 「リハビリが多いですね。(左肩のケガが)右肩だったらヤバかった。痛めた後も
注射を打ちながら試合に出ていて、監督にバレたんですよ。『お前、なんかおかしい
じゃろ』って。残り少ないし、いったろうと思っていたんですけどね」

 −やはり3連覇の広島が強かったシーズン。オフに入って巨人も大補強を続ける。
チームとして上がっていくために必要なことは。
 「やっぱり最下位ですからね。全体的に、全員で競争して、自分の能力を上げてい
かないといけない」

 −福留、鳥谷、藤川、能見…ベテランの存在感が重要になる。
 「全員でしょ。俺らは俺らで満足していない。福留さんだって、球児さんもそうで
しょ。年を言い訳にはしたくないですから。むしろ今、キャリアハイを目指している
ので。若手はもちろんね、全体的に。そういうのもあるから、監督もレギュラー白紙
と言われているんだと思う。みんなで戦っていきたいですね」