>>247
 −話の内容は。
 「どういうふうにやりたいとか、オレはこんな野球がやりたいとか。すごく熱い話
になりましたね」

 −金本前監督と意思疎通を図ってきた監督。やりやすさも多い。
 「全員、レギュラーは白紙と言われているのでね。燃えているのは燃えています」

 −これまで長くレギュラーとして活躍した。糸井選手でも、そんな思いになるもの
か。
 「そりゃあ燃えていますよ。極端に言えば、何をしてでも、蹴落とすつもりでレギ
ュラーをとりにいく。それくらいの気持ちでやります」

 −さかのぼってもレギュラーに定着以降、「白紙」と言われたシーズンは記憶にな
い。
 「そうですね。なんか、メラメラするものはありますね」

 −全試合、右翼のポジションを守る覚悟。
 「そうですね。やっぱり何かタイトルを取りたい。表彰式に出たいですね。今年も、
そう言っていて無理だったので。表彰式を見ていたら、やっぱいいな…と思いますね」

 −来年は、どんなシーズンにしたいのか。
 「やっぱり甲子園で勝ちたいですね。今年はだいぶ負け越した(21勝39敗2分
け)ので。ホームで勝ちたい。それもあるから、監督も『ファンの方に喜んでもらう
野球』を掲げていると思うので。なんとか本拠地で勝ちたい。そうすれば自然と順位
も上がってくるんかなと思います」

 −あらためて1年を振り返ると。
 「終わってみたら、暗いシーズンになりました。序盤2位くらいに付けて、CSも
狙えていましたしね」