2018.12.5 05:03
虎の中心で!阪神・大山誓った、糸原主将の「力になる」
https://www.sanspo.com/baseball/news/20181205/tig18120505030010-n1.html

 阪神・大山悠輔内野手(23)が4日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉を行
い、500万円アップの年俸3000万円でサインした。シーズン終盤は1試合で6
安打3本塁打するなど爆発。それでも前半戦、そして得点圏で打てなかった悔しさを
胸に刻み、主将に就任した同期入団の糸原健斗内野手(26)を盛り上げながら、チ
ームの「中心選手」になることを誓った。

 終わりよければ、すべて…とは、とても思えなかった。ホップ、そして悔しいステ
ップを経て、大山が3年目のジャンプへ力強く踏み出す。期待された通りに、必ずや
中心選手になる。

 「来年は中心となれるようにと、そういう言葉を(球団に)いただいたので。やっ
ぱり中心になっていかないといけないと思いますし、まずはチームの戦力となるため
に、しっかりと引っ張っていけるように、やっていきたいです」

 打率・274、11本塁打、48打点は決して、うつむくものではない。だが「ト
ータルの数字を見れば去年より上がっているんですが、全体的に見たときにやはり3
月から7月に戦力になっていない。迷惑ばかりをかけた」と自らを責めたように、問
題は中身だった。

 「6番・三塁」で自身初の開幕スタメンとなった3月30日の開幕、巨人戦(東京
ドーム)で2安打1本塁打しながら、球宴までの前半戦は打率・204、2本塁打、
16打点でチームのブレーキになった。チャンスで力を発揮できず、得点圏打率・2
12。特に満塁機では8月まで15打席連続無安打で、トータルでも19打数3安打。
自慢の打棒が影を潜めた。