内服薬には、頭痛薬の成分としても知られるイブプロフェンやアセトアミノフェンなどには鎮痛作用や炎症を抑える作用があるため、のどの痛みにも効果があります。
外用薬としては、トローチやドロップのなめる薬や、うがい薬、のどスプレーなどがあります。それぞれ成分によって作用が異なりますが、主には殺菌したり炎症を抑えたりする作用があります。
また、のどを乾燥から守り湿度を適度に保つと痛みは緩和されますから、マスクをすることも痛みを緩和する一つの方法です。

また、のどの湿度を保ち、のどに潤いを与えるのど飴も、のどの痛みに効果的な対処法です。
のど飴は、医薬品から、指定医薬部外品、食品に至るまで様々な種類が販売されています。

のどの痛み以外の症状があったり、市販の医薬品やのど飴では対処できないような痛みが続く場合や、数日経っても痛みが緩和されない場合は、早めに病院で診察してもらいましょう。

また、つらいのどの痛みが起こらないようにするためには、どのようなことに気をつけたらよいでしょうか?
まずは、栄養バランスの良い食事を摂り、十分な睡眠や休養をとって、身体を健康に保つ生活を心がけましょう。体が健康であれば、免疫力が働き、細菌やウイルスなどの外敵の侵入を防ぐことができます。
同時に、細菌やウイルスなどに感染しないように、予防を心がけましょう。手洗いうがいはもちろんのこと、のどを乾燥や寒さから守るためにマスクを着用することも効果的です。
マスクは、細菌やウイルスが侵入しないように直接的にのどを守るだけでなく、のどに適度な湿度を与えることもできます。また、部屋の湿度は、加湿器などで適度な湿度(50〜60%)に保ちましょう。c