バース氏激白「いつかは掛布監督の下ヘッドコーチに」

2度の3冠王に輝いた阪神史上最強の助っ人、ランディ・バース氏(60)が
本紙を通じて古巣への熱い思いを激白した。バース氏が在籍した1985年以来、
日本一がない阪神には例年エールを飛ばしてきたが、球団創立80周年を迎えた今年は辛口批評も解禁。
さらに将来の展望として「掛布監督、バースヘッドコーチ」の夢プランまで自らブチ上げた。
お世話になったチームだからこそ、その舌鋒は鋭かった。昨年はリーグ2位に終わったものの、
9年ぶりに日本シリーズ進出を果たした阪神。残念ながら日本一とはならなかったが、
その理由をバース氏は「日本人選手のステップアップがなかったことだ」とバッサリ切り捨てた。
「阪神はいつも投手力はすばらしい。だからもっと打者が頑張るべきだ。阪神が日本一になった
1985年には一塁手の私が54本塁打、右翼手の真弓が34本塁打、二塁手の岡田は35本塁打、
三塁手の掛布は40本塁打。あれから30年がたつが、あの時のメンバーの後継者が見つかっていないことが問題なんだ」