矢野新監督 根尾引く!16日編成会議で方針確認 10・25最初の「大一番」
https://www.daily.co.jp/tigers/2018/10/18/0011740413.shtml

 阪神・矢野燿大新監督(49)が25日のドラフト会議で、「クジ引き役」を務め
る方向で調整が進んでいることが17日、分かった。16日の編成会議で、1位指名
が野手なら大阪桐蔭・根尾昂内野手(18)を最有力とするこれまでと変わらぬドラ
フト方針を確認したもよう。投手指名となれば、他の即戦力投手と共に金足農・吉田
輝星投手(17)も1位候補に挙げられているが、いずれにしても「金の卵」の交渉
権獲得を矢野新監督に託す。

 阪神監督という重責を引き受けた直後に、虎の未来を左右する任務まで託される。
激動の日々を送る矢野新監督の最初の「大一番」は25日のドラフト会議。抽選箱の
前での決戦に挑む。

 「それ(クジ引き役)は決まっていない。『行け』って言われたらっていうか、ど
うやって決めるんやろ?今まではどうしてんの?(監督が通例なら)引くしかないん
ちゃうん」

 16日の編成会議では「クジ引き役」の話は出なかった。ただ、阪神ではその時の
監督が引くのが通例。15年10月19日に監督就任会見を行った金本前監督は3日
後のドラフトでクジ引き役を務め、ヤクルトとの競合で高山を引き当てた。