今週の虎 提供:産経新聞「越後屋」植村徹也

・広島の3連覇の裏には、巨人・阪神・中日も含むが、これらの不甲斐なさ。そのへんを考えないと、球界の発展に繋がらない。
・地方球団かつfaで選手を取らない広島の勝利はドラフトと育成手腕の勝利。
 つまり、阪神の敗北はドラフトと育成手腕の敗北。選手を見る目もゲームマネージメント能力もない。
・阪神の失敗は根が深い、経営側がもっとスカウティング、コーチ編成を考えていくべき。今の阪神を見てると、客が入ればいい、という妥協点ばかり見えてくる。
・ファンは今、勝ってほしいから球場に行っている。4、5年後に勝つ事を期待して球場に行ってない。
 阪神球団はもっとファンや選手育成に対して真摯に向き合うべき。本当にファンをナメてる。ファンがもう球場に行かん、となったらもう遅い。
・中日は岩瀬の1000登板で盛り上がって、どうしても今日勝って終わろう、という空気になった。
 勝負事はメンタルが非常に大きい。阪神はチームが一丸となる材料がない。
・残り12試合、こんな状況では地獄の12連戦になる。csは4.5差でしょ。もう無理でしょ。
・来年以降どうするのか、という事なのだが、阪神本社の動きを見てると、これがもうファンをナメてる。補強の動きがない。FAの補強はゼロ。言い切ってもいいよ。
・色々な人から電話があって、植村さん、ラジオや新聞でもうちょっと厳しく言ってくれ、というのはある。全部は言えないけど。
・これだけ弱くなって、来年、福留や糸井にこれ以上の上積みなど無理。メッセは来年38ですよ。
 秋山や藤浪が来年10勝すると思う?その中でFA補強ゼロなんて、本当にファンをナメてるよ。
・こういう状況を招いたのは金本自身。若手の育成、チーム向上が全然できてない。
 金本監督の指導力の欠如は明らかだから、全てうまくいってない。
 これに対して金本が歯がゆく思ってる?話を聞いてると、現状思ってないんじゃないの?