高卒4年目だと1998年パの小関(西武)が挙げられるが、1971年のセ・リーグも
高卒4年目の関本四十四(巨人)が新人王になった。 
なお関本はこの年に一軍初登板を果たすや、35試合10勝11敗・146回1/3・リーグ5位の
防御率2.14の成績を残すとともに、日本シリーズでも勝ち星を挙げて日本一に貢献した。

ちなみに1971年の新人王の投票(199票)
1位:関本四十四(巨人)、78票 
2位:若松勉(ヤクルト)、68票
3位:佐伯和司(広島)、1票
該当者なし、52票 

若松は高卒社会人ルーキー(ドラフト3位)の24歳で、112試合274打数83安打3本塁打15打点6盗塁の打率.303で、
佐伯は広陵高校からドラフト1位で入団した投手で、25試合4勝9敗・102回、防御率4.32だった。

蛇足だか高卒社会人ルーキーで23歳の稲葉光雄(中日)が21試合6勝0敗・68回・防御率1.06、
大卒社会人ルーキーで24歳の会田照夫(ヤクルト)が35試合6勝5敗・138回2/3・防御率3.76(リーグ22位)
の成績を残したが、票は入らなかった。
(今だったら稲葉、会田にも票が入っていただろう)