阪神 オリ・マレーロ獲得調査 来日2年31発、慣れと実績評価
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2018/10/23/kiji/20181023s00001173064000c.html

 矢野燿大監督(49)を迎えた阪神が、来季の新助っ人野手調査と並行し、国内他
球団助っ人では今季でオリックスとの単年契約が満了となるクリス・マレーロ内野手
(30)の獲得調査を進めていることが22日、分かった。2シーズンの日本経験と、
NPB通算150試合で31本塁打の長打力を評価。本人は来季も日本でのプレーを
希望しているものの去就未定の状況で、今後も動向を見守る方針だ。

 もう失敗は許されない。16年のヘイグ、17年のキャンベル、そしてロサリオ…。
金本前監督が指揮を執った3年間、阪神が主軸候補として補強してきた新助っ人たち
は、のき並み誤算に終わった。

 中でも新外国人選手では球団史上最高額となる推定年俸3億4000万円で獲得し
たロサリオの不発は痛かった。メジャー通算71本塁打、KBO2年間70本塁打の
実績をもってしても、日本野球に順応できなかった。球団は新助っ人野手の調査を進
めている最中ながら、実績十分のロサリオでも打てなかった結果を受け、候補選定の
根拠が判別しにくくなっているのも事実。そこで視野に入るのが、日本で一定の成績
を残した他球団助っ人だ。