ロサリオ 急転…残留の可能性 乏しい右の大砲候補 球団幹部「可能性出てくる」
https://www.daily.co.jp/tigers/2018/10/20/0011746358.shtml

 阪神のウィリン・ロサリオ内野手(29)に来季残留の可能性が出てきていること
が19日、分かった。もともとポテンシャルの高さは折り紙付きで、今オフの助っ人
候補に一塁を守れる右の大砲タイプが少ないため。来季は球団に選択権があるバイア
ウト契約を結んでおり、虎がオプションを行使するか否かは、期限となる11月まで
他候補の調査と同時進行で検討していく。

 打率・242、8本塁打は最下位に低迷する大きな要因となった。4番を任される
だけのポテンシャルを持つロサリオが残した数字は正直、期待外れだった。このまま
今季限りで退団濃厚かと思われたが…球団幹部は「まだ分からない。彼よりもいい選
手がいるかどうか。それによっては残留の可能性も出てくる」と明言した。

 確かに今オフ、助っ人候補に一塁を守れる長距離砲タイプが少ないという現実があ
る。国内他球団も含めて候補に名前が挙がるとみられていたクリスチャン・ウォーカ
ー内野手(27)=ダイヤモンドバックス=は、9月末に顔面骨折の重傷を負って6
0日間のDL入り。他の候補も故障や不振などが重なり、決め手を欠く。