阪神ロサリオ 逆転残留あるぞ 年俸大幅減条件、2年目の“確変”に期待
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2018/10/06/kiji/20181006s00001173076000c.html

 阪神のウィリン・ロサリオ内野手(29)が来季も残留する可能性があることが分
かった。

 昨オフに新助っ人としては球団史上最高額の推定年俸3億4000万円の単年契約
で加入し、2年目は球団が選択権を持つバイアウト契約。今季限りでの退団が既定路
線と見られたが、本人が残留を熱望し、球団内に惜しむ声も上がっていることから大
幅な年俸ダウンを受け入れる場合は来季残留の目が出てきた。

 メジャー通算71本塁打、韓国球界2年間で70本塁打という実績を引っさげ、ロ
サリオは猛虎にやってきた。国内外の複数球団と競合の末、獲得した待望の大砲だっ
た。だが、加入1年目は日本の配球に苦しんだ。特に右投手が投じる外角のボールに
なるスライダーを致命的な急所とした。並々ならぬ期待を受けて臨んだ来日1年目は
目下75試合出場、打率・242、8本塁打、40打点と、不本意な成績が並んでい
る。

 不振もあって、シーズン終盤の8月27日に2度目の出場選手登録抹消となり、そ
の後は2軍暮らしを余儀なくされている。降格のタイミングと、その後の処遇を見れ
ば、今季限りでの契約解除が既定路線と思われた。