連携プレーで人命救助 菅野智之ら5人に感謝状 船橋市東消防署


船橋市東消防署(小形寿昭署長)は、昨年12月に船橋アリーナ駐車場で心肺停止状態に陥った男性を“連携プレー”で蘇生、
一命を取り留めた5人に感謝状を贈った。
感謝状を贈られたのは巨人のプロ野球選手、菅野智之さん、阿部慎之助さん、坂本勇人さん、岡本和真さん、長野久義さん。

5人は、昨年12月23日午後5時ごろ、アリーナ駐車場で車両誘導をしていた男性警備員(54)が倒れている現場に遭遇。
男性は心肺停止状態で呼吸もしていなかったため、菅野さんらが連携して胸骨圧迫をし、
アリーナに備え付けられていたAED(自動体外式除細動器)を使い心肺を蘇生させた。男性は約1カ月後に職場復帰を果たしたという。

小林署長が「皆さんの一連の適切な行動で男性の命を救うことができました」とあいさつ。感謝状を手渡した。
菅野さんは「よく対応できたと思うが、1人だったらどうだったろうか」、坂本さんは「あらためてAEDの素晴らしさを体感できた」と振り返った。