育成の松原を支配下登録も…リリーフ壊滅状態なのに鹿取GM「補強終結宣言」にG現場は落胆

現在の一軍はマシソン、カミネロが故障中で、上原が不振で再調整となるなど、当初に想定していた
救援陣が完全崩壊。現場では「リリーフの駒が絶対的に足りない。球団は動いてくれないのか」と
ブルペン補強を訴える悲鳴が上がっていた。

松原を育成から引き上げたことで支配下登録選手は69人となり、残るは1枠。だが鹿取GMは注目
されていたトレード補強については断念したことを明らかにした。無情な補強終結宣告に、チーム内
から漏れたのは落胆の声だ。スタッフの一人は「動いたけれどまとまらなかったのか、それとも動か
なかったのか。松原を支配下に上げるなら石川、立岡が浮く。和田だって魅力十分でしょう。
多少血を流しても投手を獲ってもらいたかった」と恨めしげにボヤいた。

由伸監督はマシソンの離脱を受け、新たな守護神に澤村を指名。野上、宮国を軸に新たな方程式を組
む構えを示しているが…。手元の戦力でやりくりするしかなくなった現場には、何とも言えない憔悴
感が漂っている。

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