>>446
試合中に足が攣ったりするのも広い意味での熱中症ね。
だから、「サッカーでは熱中症で倒れたという話はあんまり聞かない」は言いすぎだと思う。

ちなみに、めまいや失神の直接の原因は体温の上昇。
これを防ぐには、水を飲んだり手足に水を掛けたりして体温を
下げればいい。サッカー界では小学生の段階で「体の冷やし方」を
教えているから、この種の症状が出ることはほとんどない。

足が攣る(熱痙攣)は塩分不足によって生じる。試合中は
水しか飲めないのが原則だから、汗で失われた塩分を補充できないわけ。
それで、試合終盤で塩分が足りなくなって立っていられなくなる。

試合中にスポーツドリンクを飲むことを解禁すればある程度は防げる
(ただし、スポドリも塩分は少なめなので完全に防げるわけではない)から、
一部大会ではスポドリOKになっている。でも、スポドリを芝生に
まくと芝が痛む(場合によっては枯れる)ので、グラウンドキーパー的には
困る。絶対ピッチにスポドリこぼす奴が出てくるものな。そもそも、
試合前やハーフタイムに塩分を補給しておけば大体は防げるし、
仮に足が攣っても命に別状はないので、「試合中は水分のみ」が
未だに主流です。