菅野君11勝目「徐々に良くなった」復興支援も検討

巨人の菅野智之投手(29)が、8回3安打無失点、無四球、今季最多となる10奪三振の快投で11勝目(5敗)を挙げた。
1回裏2死から安打を許したものの、その後は5回裏まで13打者連続凡退に仕留めた。
その間、巨人軍打線が坂本勇人、岡本和真の2ランでリードを奪った。
菅野は、6回裏無死から二塁打と内野安打で走者を背負ったが、3つのアウトをすべて三振で奪い、ホームを踏ませなかった。
7回、8回も3者凡退と最後まで危なげない投球内容だった。球数は102球。

試合後は「決してすごく良かったというのは、自分の中ではなかった。試合が進む中でいい集中力を、
いい制球で球をコントロールできていたので、徐々に良くなっていったという感じでした」と振り返った。

自ら東海大相模高出身で、まい夫人も北海道出身。今回の大地震の被災地への思いについて、
「何か自分にもできればと思います。何か直接、助けになることがあればと思っています」と、復興支援する考えを明かした。