2018.6.22 05:04
負けて終われるか!阪神・糸井、九回起死回生の執念弾や執念ドローや!!
http://www.sanspo.com/baseball/news/20180622/tig18062205040005-n1.html

 (セ・パ交流戦、阪神3−3オリックス=延長十二回規定により引き分け、3回戦、
1勝1敗1分、21日、甲子園)起死回生、超人弾! 阪神は1点を追う九回、糸井
嘉男外野手(36)がオリックスの守護神・増井から10号ソロを放ち、交流戦最終
戦を延長12回、3−3で引き分けた。球団史上初の交流戦セ・リーグ最下位となっ
たが、首位広島との4・5ゲーム差はキープ。リーグ戦再開となる、22日からは甲
子園でカープ3連戦。苦しいチームを導いてくれ!!

 白球がバットから離れた瞬間、見る者すべてが着弾点を確信した。背骨が反り返る
ほどのフルスイングから放たれた弾道が、左中間最深部のスタンドへ到達した。1点
ビハインドの九回に、糸井が起死回生弾。3連敗&今季ワースト借金4の危機から、
虎を救った。

 「馬場が一生懸命投げていたので、何とか気合で打ちました」

 交流戦防御率0・00だったオリの守護神・増井の初球145キロをとらえた。1
3試合ぶり、6年連続2桁弾となる10号ソロ。4時間4分の末に延長12回ドロー
となり、交流戦球団初のセ最下位が決まったが、超人の執念が虎党の溜飲を下げ、こ
こからはい上がるエネルギーを与えてくれた。

 D1位・馬場皐輔投手(仙台大)がプロ初登板先発。打線が援護するはずが、今季
初先発の山崎福の前に五回まで一度もHランプを灯せないというもどかしい展開も、
糸井が打破した。0−1の六回二死二、三塁。2番手・黒木の135キロを右前へ運
び、一時逆転となる2点打。この回に交代した馬場にプロ初星の権利をプレゼントし
た。