阪神、メッセに複数年契約提示へ 4年連続開幕の右腕へ最大限誠意
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2018/07/11/kiji/20180711s00001173033000c.html

 阪神が、国内フリーエージェント(FA)権を取得して来季から日本人選手扱いと
なることが決まっているランディ・メッセンジャー投手(36)に対し、2年以上の
複数年契約を提示する方針を固めていることが10日、分かった。今季もすでに9勝
を挙げている頼れる右腕に最大限の誠意を示し、来季以降もフル回転を見込む。

 今季まで4年連続で開幕投手を務め、名実ともに「エース」の称号を背負うにふさ
わしい右腕に、球団も最大限の誠意を示す方針であることが判明した。すでに4月1
6日、メッセンジャーが国内FA権を取得した際にも谷本修球団本部長が「必要な戦
力であることは伝えてあります。日本人以上に、侍スピリットを持っている選手です
から」と契約更新を前提に交渉を進めることを明言。その言葉通り、誠意を尽くす。

 その「誠意」こそ、契約年数だ。ある球団幹部は「メッセンジャー投手は球団の功
労者ですし、単年契約というわけにはいかないでしょう。最低でも2年でしょう。そ
ういう交渉になると思います」と2年以上の複数年契約提示を視野に入れていること
を明かした。