ロッテ・ペゲーロが29日、今季終了を待たずに退団することが決まった。
この日、球団はウェーバー公示を申請し、自由契約となる見込み。
松本編成本部長は「彼は野球にも真摯に取り組んでいて、2軍の首脳陣からの評価も高かった。
彼と話したんですけど『自分が思っていた成績を残せていない』と1週間前から落ち込んでいた。
真面目過ぎるところがあって、『このままだとチームの力になれない。迷惑をかけてしまう』と言っていた。
モチベーション(の低下)でしょうね」と説明した。
球団は留意したが、ペゲーロ本人の意志が固く、了承した形となった。
退団が決まった後にペゲーロは「もう一度向こうに行ってからレベルアップしたい」と話していたといい、
今後は米国などに渡り、プレー先を探すことになるという。
ペゲーロの退団により、支配下登録選手が「64」となった。
野球協約には「育成選手を保有し、6月末の時点で支配下選手数が「65」に満たない球団は、
育成選手を支配下選手に移行するか、または新たな支配下選手を採用するかについて
7月末までに実行委員会にて説明しなければならない。
ただし、65名に満たない球団の場合であっても、実行委員会において調査の上、
育成選手制度の目的を害さないと認め承認した場合には保有することができる。
この場合において実行委員会は、育成選手制度の適切な運営上の必要に応じ、
当該球団に対し所要の措置等を求めることができる」との規定がある。
松本編成部長は「全ての可能性ある。外から(獲得する)もあるし、育成から支配下に上げる可能性もある。
まだ1か月あるので色々考えていきたい。基本的には育成に頑張ってもらいたいですけど」と説明。
今後は金銭トレード、育成選手の支配下登録などを検討するとした。
http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20180629-OHT1T50141.html