元DeNA・松本啓二朗 新日鐵住金かずさマジックで野球ができる喜びを実感。「大人の高校野球みたいな感じです」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180614-00000004-baseballo-base

引退も頭をよぎる中、新日鐵住金かずさマジックからオファーが届いた。指導者の道も考えたが、まだプレーしたい思いが消えない。
現役続行を後押ししたのは師と仰ぐソフトバンクの内川聖一からの一言だった。
「ちょっとでもモヤモヤがあったら野球を続けたほうがいい」

プロ入団後は横浜(現DeNA)で同僚だった内川が毎年1月に行う合同自主トレに参加した。
「技術的に毎年新しいことを教えてもらえる。つらかったのは球界を代表する選手とやっていたこと。今宮健太、鈴木誠也、上林誠知……。
みんな、すごく伸びたのに、僕はなかなか結果が出なくて……。申し訳ない思いもありました」
シーズンオフになると内川から離れて1人で自主トレをやろうか何度も迷った。でも参加し続けた。
「今思うと続けてよかった。内川さんのアドバイスって野球のセオリーと違うことがあるんです。でも、それがすごく説得力があって。野球人生で大きな財産になる」