交流戦は17日を終えてパ・リーグが通算成績で55勝47敗とし、9年連続勝ち越しを決めた。
パには今秋のドラフト会議でウエーバーの優先権が与えられる。

 また、同日にヤクルトが5―1で日本ハムを下し、球団初の交流戦勝率1位を決めた。
西武とソフトバンクが敗れ、同率で並ぶ可能性のあるオリックスとは対戦成績で勝ち越しているためヤクルトの勝率1位が決まった。

 しかし、MVPは勝ち越したリーグの勝率1位球団から選出されるため、勝率1位のヤクルトからは選ばれないことに。
賞金も、勝ち越したリーグの勝率1位に1000万円、2位以下にも500万、400万、300万、200万、100万円が贈られるが、
ヤクルトが手にするのは12球団の最高勝率チームに贈られる500万円。
勝率が下のチームが賞金では上回るという“珍事”となった。