岩貞、希望の自責0 前回登板7球で退場…2度スライドでも粘った
https://www.daily.co.jp/tigers/2018/07/09/0011427709.shtml

 「阪神0−1DeNA」(8日、甲子園球場)

 1点を悔やんだ。6試合遠ざかっている白星。阪神・岩貞が粘り切れなかった1イ
ニングを猛省した。「あそこでどうにか粘らないといけなかった」。5回3安打1失
点(自責点0)。三度目の正直となった前半戦ラストゲームで、チームに勝利をもた
らせなかった。

 失点したのは三回だ。1死無走者から桑原に二塁打を浴び、ピンチを迎えた。それ
でもここで一呼吸。続く神里を変化球で空振り三振に斬って取ると、3番・宮崎は遊
ゴロに…。打ち取ったかに見えた打球を遊撃・北條が後逸。ボールが左翼前に転がる
間に走者の本塁生還を許した。

 そして筒香には右前へはじき返され、続くソトには四球。2死満塁とピンチは続い
たが、柴田を左飛に打ち取り、この回を最少失点で切り抜けた。それでも刻まれた失
点。この「1」が最後は勝敗を分けた。