立命大・辰己 今秋虎ドラフト上位候補だ 走攻守そろった大学ナンバー1野手
https://www.daily.co.jp/tigers/2018/05/22/0011279447.shtml

 阪神が今秋ドラフトの上位候補として立命大の辰己涼介外野手(4年)をリストアップしていることが21日、分かった。
走攻守三拍子そろった外野手で、主将を務める。今春は関西学生リーグで打率・450をマークし、4季ぶりの優勝へけん引。
阪神は長打を打てる左の若手野手が補強ポイントとなっており、
ポスト・福留、糸井として大阪桐蔭の根尾、藤原らとともに地元・兵庫県出身の大学No.1野手を追っていく。

 広い甲子園をホームグラウンドとする阪神で、走攻守三拍子そろった外野手はレギュラーの必須条件とも言える。
長打を打てる左の若手野手が不足する中、補強ポイントに合致する選手としてリストアップした立命大・辰己。
球団幹部は「若手野手を見れば左打者は優先しなければいけないところ」と明かす。

 地元・兵庫県、社高出身の辰己は立命大進学後、1年春からレギュラーを獲得。
大学2年時には2学年上の大山や中日・京田、巨人・吉川尚らとともに日本代表に選出され、外野の一角として日米大学野球で豪快な一発を放った。
主将を任された今春は残り1節を残して首位打者に肉薄する打率・450をマーク。
リーグ史上28人目の通算100安打を達成し、立命大の4季ぶり38度目の優勝に大きく貢献した。