阪神ロサリオ バレンティンの助言で11試合ぶり本塁打
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 不振が続いていた阪神ウィリン・ロサリオ内野手(29)が22日のヤクルト戦(倉敷)で意地を見せた。

 3回、2点を先取し、なおも一死二塁、ヤクルトの先発・石川から左中間への4号2ラン。
8日の巨人戦でのドーム看板直撃弾から11試合ぶりの一発で、5位に低迷するチームの連敗を止めてみせた。
「打ったのは真っすぐ。しっかりと自分のスイングをすることができた。チームに貢献できて良かったよ」

 打てる“予感”はあった。この日の試合前、年間最多本塁打のNPB記録を持つヤクルトの主砲・バレンティンから助言をもらった。
「メンタル面が左右するから、そのへんはしっかりしろよ。日本もアメリカも韓国も野球が違うから、慣れるまでに時間はかかる。
狙い球を絞って打ち損じがないように」などと励ましてくれたという。

 阪神が再浮上するには、ロサリオの爆発は不可欠。この日の一発をきっかけにしたい。